先週8月16日にウォルマートの四半期決算が発表されましたが、全体の売上がアナリスト予想を上回ったため、株価が約9%近く上昇しました。Eコマース部門の売上が前年同期比で40%増加し、競合のAmazonを相手に健闘しています。

ウォルマートの売上 (YCHARTのグラフから引用) ウォルマート売上グラフ

半年前の2月にはEコマースの売上が芳しくないという理由もあって株価が7%近く下がりましたが、今回その分を取り戻しそうなチャートになっています。

Google Financeの株価チャート ウォルマート株価チャート

ところで四半期の純利益がマイナスになってしまってますが、株価の動きを見ると投資家はあまりここを気にしてないんですかね。

ウォルマートの利益 (YCHARTのグラフから引用) ウォルマート利益グラフ

年間の売上がトヨタのほぼ2倍で約50兆円もあり、全世界で従業員が230万人もいるウォルマートは、規模が巨大なだけに動きが鈍いかというとそうでもなく、新しい挑戦を積極的に進めています。Google傘下で自動運転車を開発するWaymoと提携し、オンラインで食料品を注文したユーザが、商品をピックアップできるように自動運転車で送迎するというプロジェクトをテストしているそうです。またNetflixの競合となる動画ストリーミングサービスも準備しているようです。

このような昔からある大企業が時代の流れに適応して変化し、新興IT企業を相手にバトルするのを見るのはワクワクしますね。以前のマイクロソフトも同じような感じでした。

そういえば日本のスーパー「西友」はウォルマートの傘下ですが、つい最近ウォルマートが売却を検討しており、ドンキホーテが興味を示しているというニュースがありましたね。