イスラエルの企業で世界最大のジェネリック医薬品メーカーTEVAの株を保有していますが、TEVAはAllergan社の子会社Actavisを約40億ドル(約4兆円)で買収したことにより多額の負債を抱え、さらにジェネリック医薬品の価格低下などネガティブ要因が重なり、株価が2017年8月に暴落しました。その後半年以上、私のポートフォリオの中で大きな含み損銘柄となっています。

TEVAの株価チャート Google Finance TEVA株価チャート

しばらくCEOが不在でしたが、2017年11月にようやく新CEOが就任して明るい兆しが見えてきたようです。新CEOの Kåre Schultz は就任後、全社員のうち25%を斬るというドラスティックな改革案を発表しました。イスラエルのTEVA本社前では、このリストラに反対する社員たちが抗議行動を起こしたそうです。リストラにより株価は一旦上昇しましたが、一方で生活に困る人たちもいるのは事実で少し複雑な気持ちになったのを覚えています。

TEVAは多発性硬化症(MS)という難病の治療薬「コパキソン」を開発し主力商品となっていますが、後発医薬品が登場したことで売上の減少が見込まれています。そんな先行きの見通しが暗いなか損切りできずに放置していましたが、5月に入り株価が再び上昇してきました。2018年第一四半期の業績が市場予想ほど悪くなかったことで、最悪の状況を脱したという見方がでてきているようです。5月15日にはバークシャーハサウェイがTEVAの保有株をそれまでの2倍以上に増やしたというニュースもありました。今後の経過も要チェックです。