世界最大の小売チェーンであるウォルマート(WMT)の決算書(10-K)を読んでみました。売上は$480B(約53兆円!)で、比べても意味ないですがマイクロソフトの時価総額と同じくらい。売上の6割弱が食料品、1割が医薬品、3割強がその他雑貨。

“Every Day Low Price”(EDLP) という販売哲学があり、安売りプロモーションはしないらしい。逆に”Every Day Low Cost”(EDLC)という仕入れ哲学もあるようなので、仕入れ先に圧力がかかかってるのかな。

リスク要因のセクションを読んでみると、他社との競争よりも、この巨大な事業規模で安定した運営を行うほうが重要で大変な印象を受けました。

経営戦略に関するリスク

  • 国内外のマクロ経済の変化
  • 消費者のトレンド変化
  • 他社との競争激化
  • eコマース事業の拡大失敗

事業運営に関するリスク

  • 自然災害
  • 仕入れ先に関するリスク
  • 商品の安全性
  • 基幹情報システムの故障
  • オンラインショップの不具合
  • サイバー攻撃・情報漏洩
  • 薬局事業の成否
  • 従業員の採用コスト・雇用環境の変化
  • 海外展開への障壁

金融に関するリスク

  • 為替変動
  • 決算発表と予測値の差異

その他のリスク

  • 事業を展開する各国の法律、会計、課税、政治の状況など
  • 訴訟など法的手続き
  • ペナルティ、制裁など

過去数年の10-Kと読み比べるとリスク要因の内容はほとんど同じなのですが、微妙に順番が変わっていたりします。これはその時々で重要度の高いものから並んでるんですかね。

10-Kを読んでると眠くなりますが、勉強になります~ZZzz..